先輩へのインタビュー
令和8年度教採リーフレットに掲載の先生

小学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
生まれ育った大阪府に、人づくりを通して、少しでも恩返ししたいと思ったので大阪府を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
日々の教材研究や授業の準備に苦労しています。それに加えて、様々な行事やイベントもあるので大変です。ただ、教職員どうしで助け合って取り組んでいくので楽しく仕事をすることができます。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもたちの「できた!」の瞬間にやりがいを感じます。できなかったことができるようになった時の子どもの笑顔は、とても素敵だなと思います。この笑顔を見るために日々、頑張ろうと思えます。

小学校 栄養教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
地元大阪が大好きで、大阪の子どもたちに食の大切さを教えたいというおもいから志望しました。また、給食を通じ、実生活に結びつけた食育を進め、将来にわたって健康な食習慣の基礎づくりに携わりたいです。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
校内や市の給食管理・食育の推進など基本的な仕事の進め方で分からないことがある時は、悩むことがあります。そのような時には、まわりの教職員や先輩栄養教諭の方々にこまめに相談するようにしています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
食を通じて、子どもの成長を近くで感じることができるところです。授業や個別的な指導を通し、食への関心を深められたり、偏食の児童に寄り添い、自信をつけて食べられる量が増えたときなどにはやりがいを感じます。

中学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
生まれ育った大阪府で受けた教育を次の子どもたちにつなげたいと思ったからです。学生時代、寄り添ってくれた教職員という存在に憧れ教職員を志望しました。大阪府だからこそ自分らしさを出しながら働けている気がします。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
学級経営が難しく感じていて、苦労しています。全員が安心して過ごせる学級をめざしていますが、理想と現実のギャップに苦しむこともあります。教職員の先輩方にアドバイスをいただきながら日々勉強しています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
自分が好きな美術のおもしろさを子どもたちに伝えることができる点です。美術がにがてな子どもが「自分は絵描くの下手やけど美術の授業好き!頑張りたい!」と言ってくれた時はとてもやりがいを感じました。

中学校 養護教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
小学校時代の保健室の先生との出会いがきっかけです。また、学生時代の活動や講師経験でエネルギー溢れる大阪府の子どもたちと関わり、養護教諭の立場から、自分らしく成長できる子どもを育てたいと思い志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
緊急時の対応にて迅速かつ的確な判断を求められる場面では、緊張感と命がかかっているというプレッシャーを感じて辛くなることがあります。他の教職員の協力を得ながら、チームとして対応することを常に心がけています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
保健室でケアを受けた子どもたちの表情が明るくなり、「ありがとう!」「行ってきます!」と言って元気に教室へ戻る姿を見ると、とてもやりがいを感じます。子どもたちの笑顔と日々の成長が私の原動力になっています。

府立高等学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
地元で働きたいという思いがあったためです。私も大阪府立の高等学校出身で、そこでの経験がきっかけで高校教員という夢を持ちました。大阪府の教員になれたことで、当時の教職員との交流をさらに深めることができています。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
生徒指導上、対応が難しい場面に遭遇したときは苦労しています。時には最優先で対応しなければならないことがある中で、自分の思いがうまく伝わらないなど、結果が報われないこともあります。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
生徒が心を開いてくれたときです。今まで話してくれなかったことを教えてくれたり、初めて笑顔を見せてくれたりと、これまでと違う一面を見せてくれた瞬間は、教育現場で働く一番の喜びだと感じています。

府立支援学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
大阪府は私が生まれ育った場所であったこと、大阪府が人権教育に力を入れている点がとても魅力的でした。その中で、中学生の頃からの夢だった支援学校の教員を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
『だれもが楽しみながら学ぶことができる授業』をするにはどうすればいいのかが悩みです。授業が子どもたちにとって楽しく、その中で学びの多いものになるように試行錯誤しています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもの成長と、笑顔がやりがいです。また、子どもの小さなサインに気づくことができたときも、距離が縮まったなと感じ、うれしくて感動する一面です。明日も頑張ろうと思えます。
令和7年度教採リーフレットに掲載の先生

小学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
幼少期から自分自身の中で「先生」という存在が大きかったです。習い事の先生などたくさんの先生に出会う中で、「小学校の先生」は憧れの対象になってきました。自分も今の子どもたちに何かしてあげることはできないかと大阪府の教員をめざしました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
月曜日から金曜日まで、怒涛の毎日です。その中で授業づくりや準備だけでなく、校務もこなしていかなければならない点で苦労しています。自分の体調とも相談して、無理をせず、仲間を頼って楽しく取り組むことを心掛けています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもたちを思い、授業づくりや取り組みなどを考える時間や、子どもたちの「わかった!」や「また話聞いてな。」「楽しかった!」などの声を聞くことができたときにやりがいを感じます。

中学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
学生の頃から教えること、学ぶことが好きで教員を志望しました。そして、自分自身が生まれ育った大阪で、未来を支える存在となる子どもたちを少しでもサポートしていきたいと考え、「大阪府」の教員を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
はっきりとした成果がすぐに見える仕事ではないので、もっとこうすれば良かったのではないかということを日々悩んでいます。先輩や同僚の教職員からアドバイスをもらい、少しでも子どもたちのためになる指導を心がけています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもたちの「分かった!」という声や、できることが増えるようになった姿を見ているとこの仕事をしていて良かったと感じます。子どもたちのそうした姿が、授業改善や学級経営のモチベーションとなっています。

府立高等学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
インターンシップで訪れた工業高校での教育に惹かれ、教員を志望しました。普通科高校出身の私にとって、実習が多く、専門的な学習を行う工業高校はとても魅力的でした。工業の教員という仕事に触れ、この仕事がしたいと強く思いました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
教員の仕事は授業だけでなく多岐にわたります。まだ、生徒に教えている時間よりも自分自身が学んでいる時間の方が多く、毎日が勉強です。周りの教職員の方にアドバイスをいただきながら日々の仕事をしています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
授業の中で、生徒から「わかった」「なるほど」といった声を聞くことができたときにやりがいを感じます。時間をかけて授業の準備をしたことが生徒の理解に結びついたと実感でき、とても嬉しくなります。

府立支援学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
大阪府の支援学校での教育実習や学習支援員を経験し、子ども一人ひとりに向き合う大阪府の先輩教員の姿を見て、自分も子どもの可能性を広げる支援を行いたいと思い、めざすようになりました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
クラスの中には、特性の異なる生徒がいるため、それぞれの生徒の特性にあわせた授業づくりを行うことに苦労しています。先輩教員にアドバイスをいただきながら、授業づくりに取り組んでいます。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
生徒の成長や発見を間近で感じられる点にやりがいを感じます。授業やクラス活動など一緒に過ごすなかで、生徒が自信を持てることや、もっと頑張りたいことを見つけられた時、教員になってよかったなと感じます。

小学校 養護教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
私自身は生まれ育ったこの地で多くの先生に助けてもらいました。その地で多くの子どもと出会い、様々な健康課題を抱える子どもたちと向き合い、一緒に悩み成長したいと思ったからです。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
養護教諭は一人で業務に取り組むことが多く、ケガの手当てや健康相談の実施について苦労しました。
何かあった時は必ず相談して、一人で抱え込まないようにしています。また、生活習慣の乱れやメンタルヘルスの問題など様々な健康課題に対応できるよう学びを大切にしています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
保健室経営を通して、ケガの手当てが子ども自身で出来るようになった時や、ケガや体調不良、気持ちがしんどくて来た子どもが笑顔で「もう大丈夫だよ、ありがとう。」「先生が居るとホッとする。」と言ってくれた時は、養護教諭の仕事のやりがいを感じます。

小学校 栄養教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
大阪産(もん)を身近に感じてもらうきっかけづくりをしたいからです。私自身大阪出身ですが、大阪産(もん)について知ったのは大学生の頃でした。子どもたちに、子どもの頃から大阪には良いものがたくさんあることを知ってもらい、地元への産業に関心をもってほしいと思い、大阪府を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
アレルギー管理や衛生管理等の人命が関わる管理にプレッシャーを感じ、辛くなる時があります。他の教職員や調理員と協力して管理を行いますが、管理の中心にいるのは一年目の私なので、膨大なマニュアルを覚えておかないといけないことに苦労しています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもの笑顔が見れた時や成長を感じた時にやりがいを感じます。「給食おいしかった!」「苦手なものが食べられるようになった」と言ってもらえた時や、偏食が強い子の喫食量が増えた時、教えたことが身についていると感じた時等に嬉しい気持ちになれます。
令和6年度教採リーフレットに掲載の先生

小学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
学生時代から大阪府ですごし、大阪府の文化と子どもたちのさまざまな生活にふれ、教員と子どもが一緒に、新しい体験ができる楽しさを求めて、大阪府で働きたいと思いました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
子どもたちの「本音」を引き出すことがむずかしいと感じています。そのためには、教職員と子どもの信頼関係が大切ですが、その子にあった関わり方や良さの引き出し方という部分に難しさを感じ、悩むことが多くあります。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
勉強や運動、なかまづくりなどの場面で、子どもたちの成長を感じることができたときです。また、できることが増えたことを、子どもたちだけでなく、保護者の方とも共有できることもとても楽しいです。

中学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
生まれ育った大阪に愛着がありますので、教員を志した中学生の頃から大阪府の教員を志望していました。
当時お世話になった教職員と一緒に働くことができるかもしれないと思うとワクワクしたからです。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
授業づくりと学級経営については、日々「これでよかったのか?」と悩み反省することばかりです。子どもの少しの成長や優しさを励みにしながら、先輩の教職員からのアドバイスを実践し、自分自身をアップデートしています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもたちの成長を間近で見届けることができるところです。できなかったことができるようになった姿や、苦手なことにもチャレンジしようと頑張る姿を見て、教員になってよかったとやりがいを感じます。

府立高等学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
私は大阪府で生まれ、大阪府の教育を受けて育ちました。今の自分があるのは、大阪府の教育のおかげだと思っています。そんな大阪府の教育に携わりたい、次は自分が生徒をサポートする側になりたいと思い、大阪府の教員を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
生徒の様子は日々変化するので、考えなければならないことは常にたくさんあり、失敗することやうまくいかないこともたくさんあります。しかし、先輩教員の方々の姿を見て学んだり、アドバイスをいただいたりして、悩みながらも充実した毎日を送っています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
生徒の「もっと英語を学びたい」「分かるようになりたい」という気持ちを感じられたときにやりがいを感じます。生徒がそう思えるような授業を計画し、その通りに実行することは簡単ではないですが、その分やりがいがあります。

府立支援学校 教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
教えること、伝えることが好きで教員になりたいと思いました。教員になるなら自分が生まれ育ち、慣れ親しんだ大阪府で働きたいという思いがあったからです。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
多様な特性がある子どもたちと生活する中で、みんなが積極的に取り組むことのできる授業を考えることや誰もが楽しめる関わり方や雰囲気づくりなどを考えることに日々悩みながら取り組んでいます。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
子どもたちの成長を間近で感じ、嬉しい気持ちや楽しい気持ちを共有できることです。また、自分が教員として何ができるかを考え実践していく中で自分自身も成長できることです。

小学校 養護教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
私は元々、岐阜県で養護教諭をしていました。結婚を機に大阪府で暮らすことを決意した時、この仕事にとてもやりがいと魅力を感じていたので、ぜひ大阪府でも続けたいと思い、大阪府の養護教諭を志望しました。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
一人職ということもあり、分からないことや、判断に迷うことがあります。初めの頃は一人で悩むことも多かったのですが、周りの教職員や、近くの学校の養護教諭の方々がとても真摯に丁寧に教えて下さるので、今ではどんな些細なことでも相談できます。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
保健室には、応急処置をはじめ、教育相談や教室に入りづらい子など、いろいろな子どもが来室します。一人ひとりに寄り添い、対応していく中で、子どもたちの「行ってきます!」「先生ありがとう!」という声に、私自身も支えられています。

小学校 栄養教諭
⑴「大阪府」の教員を志望した理由は。
私自身、大阪府で生まれ育ってきたので、子どもたちに食の大切さを伝えたいと思い、志望しました。大阪府の児童の朝食欠食率は全国学力・学習状況調査で全国を上回っているので、朝食欠食を改善できる取り組みを行いたいです。
⑵日々の業務で苦労していることや辛いことは。
校内で栄養教諭は一人なので、すぐに相談できず悩むこともありますが、周りの教職員からのサポートや、他校の先輩栄養教諭に聞くなどして、食育をすすめたり業務にあたったりしています。
⑶教員という仕事のどのような点にやりがいを感じるか。
食を通じて子どもたちの成長を感じられる点に、やりがいを感じています。毎日の給食で「おいしかった!」や「今までは苦手で食べられなかったけど食べられた!」など伝えてくれる姿にとてもうれしくなります。