これは、大阪府公立学校教員採用テストの実施にあたり、受験を希望する人の参考としていただくために作成したリーフレットを抜粋したものです。
千客万来 教員募集
採用までの日程
出願受付 令和7年3月7日(金曜日)から令和7年4月18日(金曜日)
第1次選考実施 6月14日(土曜日)
1次結果発表 6月27日(金曜日)予定
第2次選考実施
【筆答・実技】8月9日(土曜日)・20日(水曜日)・24日(日曜日)
【面接】7月上旬~9月上旬
2次結果発表 9月26日(金曜日)予定
大阪府教育委員会が求める人物像
豊かな人間性
• 人権意識を持ち、他者を思いやることができる人
• 子どもの悩みや思いを共感的に受け止め、信頼関係を構築することができる人
実践的な専門性
• 学校教育を取り巻く環境の変化に対応し、学び続けることができる人
• 教科や教職に関する専門的知識を備え、子どもの可能性を伸ばす実践的指導力がある人
高い社会性
• チームの一員として組織的・協働的に課題に取り組む姿勢を持つ人
• 他の教職員や保護者、地域の人々と良好な人間関係を構築することができる人
先輩からのメッセージ
小学校 教諭
魅力ある教員の仕事
4月当初は、不安なことばかりで悩むこともありました。しかし、子どもたちが「できた!」「わかった!」と笑顔で伝えてくれた時に、教員になって良かったなと思います。教員はいろいろな面で大変な仕事ですが、それ以上にやりがいや喜び、楽しさがあります。ぜひ、一緒に働きましょう。
小学校 栄養教諭
子どもの笑顔は最大のパワー
新規栄養教諭として着任し、毎日子どもたちのたくさんの笑顔に元気をもらっています。食の指導に楽しさを感じる一方で、どんな指導をすればみにつくのかと日々奮闘中です。試験対策は大変だと思いますが、食を通してどんな力をみにつけてほしいのかしっかりと軸をもち、一緒に大阪府の食育を進めていきましょう!
中学校 教諭
大人も子どもも成長する学校で
まだまだうまくいかないことだらけで、無力感に苛まれることも多いです。しかし、笑ったり悩んだりしながら一生懸命に未来に向かう生徒の姿を見ると、自分も頑張ろうと思えます。子どもたちの成長を間近で感じる中で、自分自身も成長させてもらっています。大人も子どもも成長できる学校で働きませんか。
中学校 養護教諭
子どもたちの健やかな成長のために
養護教諭の魅力は児童生徒全員の成長を日々見守れることです。子どもたちが保健室に来て「元気になった!」「○○ができるようになった!」と話してくれると、成長の一端に関われているなとやりがいを感じます。子どもたちの健やかな姿をめざして、ともに働ける未来を楽しみにしています。
府立支援学校 教諭
生徒の青春を支える “おもしろさ”
学校現場は、想像もつかないような事が毎日起こります。中には努力が報われないことや、辛い思いをすることもあります。でも生徒にとって「一生の思い出」に残る瞬間にたくさん立ち会えるこの仕事には、一言では言い表せない真のおもしろさがあります。さあ、あなたも私たちとそんな瞬間に立ち会ってみませんか?
府立高等学校 教諭
子どもたちの笑顔が私の笑顔に
「教員は、子どもたちの成長を長期間かつ、間近で見ることができる数少ない職業だ」と、支援学校の教員という立場になってより一層思うようになりました。日々の生活の中で子どもたちが少しずつ変化している・成長していることに気づいたときが、「教員をしていてよかったな」と思える瞬間です。
キャリアステージに応じた資質・能力の向上
「OSAKA教職スタンダード」は共通に求められる資質・能力を、教員などの経験や適性・職責に応じ、5段階のキャリアステージに分けて整理。ステージに応じた研修体系を設けることにより、学び続ける教員を支援します
第0期 採用時
大阪府が採用時求める教員としての資質・能力。 求められる教員像。
第1期 初任期
教員として基礎的な力や実践力を身に付けている。
第2期 ミドルリーダー発展期
知識や経験に基づき専門性を高め、積極的に実績を積み重ねる。教員としての自立期。
第3期 ミドルリーダー深化期
分掌や学年など校内組織のミドルリーダーとして専門性や自らの実績をもとに組織を活性化する。
第4期 キャリアの成熟期
分掌や学年など校内組織の長を担うなど学校運営上の重要な役割を担当する。
府立高等学校 教諭
陰から支える教育もある
学校の仕組み作りに携わっており、生徒と直接関わらずともサポートできるやりがいを感じています。 未熟さから葛藤や歯がゆさを抱えつつも、教職員の支えを得て成長を実感する日々です。生徒の可能性を信じるだけでなく、自分の可能性も信じながら、さらなる経験を積み重ねていきたいと思っています。
小学校 首席
教職員みんなで子どもの笑顔がみたい
私は、学校生活の中で子どもたちのキラキラ輝く顔を見るのが大好きです。現在は、子どもたちが安心・安全に学校生活が送れるよう、学校のコーディネーターとして日々教職員と一緒に奮闘しています。指導で悩んでいる教職員が、子どもと接して明るい顔になっていく姿を見ることが私のやりがいとなっています。
府立高等学校 教頭
学校を支え、変えていく
全力で子どもたちと関わった日々や、分掌長として試行錯誤した経験を生かせるのではないかと考え、学校全体をまとめる仕事に挑戦することに決めました。さまざまな立場の意見に耳を傾けながら、よりよい学校運営をめざして日々努力しています。学校を支え、変えていくことで、未来の社会を創っていきたいです。
小学校 校長
学級経営から学校経営へ!
学級担任として、子どもの成長に喜びを感じて仕事に取り組んでいましたが、生徒指導や児童会を担当した際、より多くの子どもと関わる楽しさを感じ、管理職の道を志しました。教育委員会での業務等を経て、現在、これまで研究を重ねた「主体的に動く子どもを育成する」学級経営を、職員室経営・学校経営に活かして奮闘中!
働き方改革に取り組んでいます!
時間外在校時間を減らす取り組み
• 夏季5日、冬6日の学校閉庁日の実施
• 週1日以上の定時退庁日の実施
• 業務時間外の外線電話の受付中止
部活動改革
• 週あたり2日以上の休養日の設定
• 部活動指導員や外部指導者の活用
多様な人材の配置
• スクールソーシャルワーカーや、スクールカウンセラーをはじめ、 教員の業務を支援するスタッフの配置
年次休暇平均取得日数
厚生労働省の調査によると労働者1人あたりの平均取得日数は11.0日
※令和5年度
初任給
給料、教職調整額、地域手当及び義務教育等教員特別手当の合計額
※令和7年度採用の4年制 大学卒業者の場合
合格者対象セミナー
合格から採用までの数か月は、4月から始まる教員生活に向けての大切な準備期間です。4月からの子どもたちとのよりよい出会いに向けて、合格された皆さんに、合格者対象セミナーを開催しています。各講座では講義や演習、グループ交流等を通して不安や悩みを解消できるよう皆さんをサポートします。
おおさか教志通信
大阪の先生をめざす人のためのメールマガジン
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特別選考(障がい者対象の選考)
大阪府では、障がいのある方に対して、特別選考(障がい者対象の選考)を行います。障がいにより受験者が不利になることがないよう合理的配慮を行います。是非、大阪府の教員採用選考を受験してください。 資格要件は身体障がい者、精神障がい者、知的障がい者のうち、受験案内に記載の障がい者手帳等の交付を受けている方です。障がい者対象の選考は、第2次選考からの受験となります。 対象は募集しているすべての校種等・教科(科目)です。
詳しくは受験案内に記載しています。出願の際は必ずご確認ください。
受験上の配慮事例
肢体に障がいのある方:多目的トイレのある会場での受験、車椅子が利用可能な教室での受験、試験会場の駐車場使用許可
聴覚に障がいのある方:配席上の配慮、試験係員の発言事項の配付、手話通訳者の配置
視覚に障がいのある方:試験会場内の誘導、点字・拡大文字による出題、視覚補助具の使用許可
精神・知的に障がいのある方:漢字にルビを付して出題、面接員等に特性を伝達、感覚過敏の緩和のための耳栓等の使用許可
合理的配慮の内容や方法については、出願時に配慮を希望された方から状況をお聞きしたうえで、大阪府教育委員会にて決定します。
配属後の配慮
受験時だけではありません!
採用後、例えば、配属先の府立学校において、障がいの特性や状況に応じて、様々な合理的配慮(相談しやすい体制づくり、廊下に物を置かないなど安全上の配慮、聴覚障がいのある人に対してメールや筆談による業務指示・連絡等)を行っています。
自分に合ったコミュニケーション
府立支援学校 教諭
私は聴覚障がいがあり、これまで多くのコミュニケーションの壁にぶつかりました。手話がない時に情報が遮断され、かなり不安な気持ちになったことがあります。ですが、採用試験受験時には配慮として手話通訳やノートテイクなどがあり、情報を得られたことで安心して受験することができ、自分らしく力を発揮することができました。教員になってからも、子どもたちには自分に合ったコミュニケーション方法を見つけ、それを他者に伝える大切さを教えています。自分の経験を当事者としての視点を通して 子どもたちに伝え、成長に繋げていけるようにこれからも励んでいきたいと思います。みなさんもぜひ、大阪府で一緒に働きましょう。
がんばっています!大阪の教育。
小・中学校
小・中学校で、子どもたちの力をしっかり伸ばします
小・中学校では9年間をとおして、すべての子どもにこれからの社会で求められる確かな学力をはぐくむとともに、互いに高めあう人間関係づくりをすすめています。少人数学級編制や少人数・習熟度別指導など個に応じた指導方法の工夫改善を図るとともに、小学校では、専門分野を生かした質の高い専科指導を行う教科担任制を推進しています。また、英語教育や道徳教育等、今日的な教育課題に対応した先進的な教育実践の充実を図っています。
高等学校
「卓越性」と「公平性」を両立し「多様性」の尊重を追求する府立高校づくりをすすめます
府立高校では、「これからの日本をリードし、世界で活躍できるグローバル人材」とともに、「一市民として社会的経済的に自立して生きていく人材」を育成しています。そのため、英語教育・理数教育やキャリア教育などの充実のみならず、グローバルリーダーズハイスクールやエンパワメントスクールなど特色ある学校づくりをさらにすすめ、すべての生徒の「学び」を充実していきます。
支援学校
障がいのある子ども一人ひとりの自立を支援します
府立支援学校では、「個別の教育支援計画」「個別の指導計画」を活用して、子ども一人ひとりの教育的ニーズをふまえた指導・支援を行うとともに、自立と社会参加に向け、関係機関と連携し、切れめない一貫した支援の充実を図っています。また、地域における支援教育に係る中核的な機関としての役割を果たすとともに、自立活動の知見や支援教育における専門性を発揮し、小中学校等の支援教育における取組みを支援しています。
「ともに学び、ともに育つ」教育の推進
大阪府では、地域の小・中学校等において、障がいの有無に関わらずすべての子どもたちが自らの可能性を最大限に伸ばすことを大切にしながら、ともに学んでいます。 高等学校の入学者選抜においては、障がいの状況に応じて受験上の配慮を行っています。さらに、知的障がいのある生徒が高等学校で学ぶ取組みとして知的障がい生徒自立支援コースや共生推進教室を設置するなど、障がいのある生徒と周囲の生徒がともに学び、相互の理解を深めています。
教育コミュニティづくりの推進
大阪府では学校・家庭・地域が連携・協働し、地域の子どもを地域で育てるためのネットワークづくりとして、教育コミュニティづくりに取り組んでいます。教育コミュニティづくりでは、登下校の安全見守りや授業支援などの「学校支援活動」、放課後や週末等に子どもの体験・交流活動や学習活動等の機会を提供する「おおさか元気広場」、保護者が子育てについて学ぶ親学習と訪問型家庭教育支援による「家庭教育支援」の3つの活動を推進しています。
外国人児童・生徒が本名を使用できる環境づくり
各学校において、在日韓国・朝鮮人の児童・生徒をはじめ、中国、ベトナム、フィリピンなどすべての外国人児童・生徒が本名を使用できる環境づくりをすすめています。
過去に出題された試験問題の入手方法はコチラ!
2020年度以降の教員採用選考テスト問題(実技テストの内容を含む)は、「府政情報センター」において、閲覧およびコピー(有料)することができます。
なお、下記ホームページでも公表しています。
府政情報センター(大阪府公文書総合センター内)
住所:大阪市中央区大手前2丁目 大阪府庁本館5階
最寄り駅:Osaka Metro谷町線・中央線「谷町四丁目」駅(1A番出口)
Osaka Metro谷町線・京阪本線「天満橋」駅(3番出口)
電話:06―6944-8371
FAX:06-6944-3080
利用時間:午前9時から午後5時15分まで(土・日・祝・年末年始を除く)
受験案内について
〔ホームページからのダウンロード〕
大阪府立公立学校教員採用選考テストホームページはこちら 受験案内のダウンロードはこちら
このホームページから、電子申請(インターネットによる出願)を行うことができます。
(出願期間:令和6年3月8日(金曜日)10時から令和6年4月19日(金曜日)18時まで)
障がいなどにより電子申請による出願が困難な方は、問い合わせ先(府民お問合せセンター「ピピっとライン」電話:06-6910-8001)まで連絡してください。
〔郵送での請求〕
180円切手を貼った返信用封筒(角形2号(33×24cm程度))を同封のうえ、下記あて先に請求してください。
〒540-8571(住所不要)
大阪府教育庁 教職員室 教職員人事課 採用グループ 受験案内請求担当
点字版の受験案内をご希望の方は、問合せ先までご連絡ください。
〔問い合わせ先〕
府民お問合せセンター「ピピっとライン」
電話 06-6910-8001
FAX 06-6910-8005